宗像神社
宗像神社の社殿は、室町時代末期の建造であり、一間社流造の檜皮葺である。規模的には小さいが、意匠を凝らした蟇股の彫刻は実に見事であり、流造の屋根の曲線は非常に優雅である。1954(昭和29)年に重要文化財の指定を受けた。宗像神社がどのような経緯でこの地に祀られたのかは詳らかでない。宗像神社の例祭は、十一月下旬の亥の日、夜に行われる亥の子祭りであり、夜間にごくまきが行われる。